2010年12月1日水曜日

iPadの容量不足解消に、NASを導入してみた! その2

では中途半端だった前回の続きに、参りましょう。

NAS導入のメイン理由は、視聴用の端末(iPad.iPhone.TV ete)へいちいち同期や転送をしなくても母艦にある動画や自炊書籍をさくっと観たい、なわけなのです。一行で済んだ!
それだけの為にiMacを起動しっぱなしにしていた時期もありましたが、やはり精神的に良い気がしない貧乏性は、壊れた時のダメージが小さい、いわゆる外付けHDDを擬似サー
バー的な運用ができないかと努力してみたりもしたのです。

けれども上手くいきません。
iPadはどうしても、ただの外部ストレージを読みにいけない。AirMac Extremeにぶら下がるHDDなら、この問題を解決できるのかと思っていましたが、どうやらそういう事ではないらしい。共有の方法が有線LANから無線LANに変わっただけ、という。
iPadやiPhoneが直接アクセスできるなら、サイトでそういう表記しますよね? うまく説明できなくてStoreの人と意思の疎通ができなくて、正式な回答をもらったわけじゃないのですが^^;
そしてDLNAには非対応である以上、新AppleTVともども、いつか欲しいなで終わってしまういつものパターンで見送りでした。

それで リンクステーション LS-V1.0TL を買ってみたのです。
無線でのNASの使用は実用的じゃないという先入観から、転送速度に不安がありましたが、実際には許容範囲。大きなビデオデータの最初の読み込みさえ待てるなら、ですが。

テストのつもりだった1GB程度のデータが、NASへのコピー、iPadでの再生ともに、満足できる結果で
安心しました。
で、iTunes用に使っている外付けHDDをNASへ繋いだところから、また悩まされることになりました。
このHDDには、自炊書籍や動画データが大量に入ってます。無線越しで、これらをコピーしていてはいつ終わるともしれません。なのに肝心のHDDを、NASが認識しない?というか、iMacから、NASに繋いだHDDが読めないのです。
悩みに考え、NASを再起動、でも見えない。
やっとマニュアルを読み、そもそもの設定をして………認識しない。







多分、バッファロー製ではないHDDなので相性が悪かったのかもしれません。何かの拍子には認識する(iMacからNASのUSBデバイスとして見える)ので、その隙に上から順番にNASへコピー、途中でエラーになるから放置、無線越しでデータのコピー中にHDDを認識すればまたそこからコピー、と。えらく変則的で手間のかかる方法を取っていました。
かといって、無線でのデータの移動が安定しているのかといえば、そうでもなく。容量に関係ない感じで、エラーダイアログを出されました。

USBメモリや、ポータブルのHDDでの接続も試みました。
結果、USBメモリは不安定すぎて使い物ならず。認識はされるけれど、データを移そうとすれば固まってしまう事が殆ど。一方のポータブル、データの移動をさせなければ問題なし。クライアンアプリからのビデオ再生での支障もありませんでした。

そんなこんなで、何とか一通り放り込んだデータ達を、フォルダで仕分けてみれば、また妙な具合が。
iPadとiPhone、それぞれのDLNAクライアントのアプリで、扱えるデータが違うのです。
※iPad/iPhoneともに入れたアプリは同じ。

 iPhone用なれど、MLPlayerLiteで再生できないビデオがあったのでiPadにも入れてみた。再生時の二倍画面の拡大表示、さして気にならず。今のところパーフェクトの認識再生率。













 iPad/iPhone共に、対応データであっても再生不可能なファイルは同じ。これ一本でいければ良いのに。

再生できる、できない、の境界線がわかりません。
MLPlayerLiteに至っては、再生できていたデータをフォルダ移動させた後には再生不可能となり、以後、元に戻しても入れ替えても再生できないままだったりとか。iPhoneで再生できないというなら、まだわかりますが……何だろう><
以前も同じように、対応ファイルなのにどうしてとか言ってますけれど。今回は日本語ファイルやフォルダとは関係ない様子。
再生に支障ありませんが、リストでの見た目がこんな感じだったりもします。無料なので、文句はありませんが。









肝心のiPadでの使用でちょっとした不便を味わいつつも、まぁまぁ概ね思い通りな動画共有環境はできました。どちらにしろVIDEO_tsを直で再生できれば本当に有難いんですけど、ね。こちらはPS3に頑張ってもらいます。

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