2009年11月9日月曜日

やっと揃ったWriteRoomでウハウハ同期生活は、Automatorで。

WriteRoomは、それはもうずっと気になっていたソフトです。
簡単に言えば「がっつり集中して文章作成が出来るよ!」のシンプルなエディタ。そして見た目も美しい……。
普段重宝しているのは定番だろう mi です。
HTMLなんてお手の物、モード変更すればPerlなどの修正もさっくり可能なスグレモノさん。
乗り換えようという不満もなく、他のエディタを試用する気にならないくらいお気に入りです。

そのくせ本当に今更WriteRoomを利用しているのは、まずiPhone用のメモアプリを探している時の無料期間で入れてみたiPhone版のWriteRoomが非常に使い勝手が良かったから。もっと便利に出来ないか?の思考錯誤の途中で、そもそものMac版WriteRoom(上記エントリー)に巡り合ったわけです。

しかしまだiPhoneとMacでの情報管理の方法が固まっていなくて、後でいいかと、のんびりしていました。
そんな時にキタキタMacHeist nanoBundleに、あるじゃないですかWriteRoomが!いつも素敵な企画をありがとう^^
当然有難くダウンロードですよ。

いそいそと設定を済ませてみれば……、なんとも美しい……!!
想像以上の「おお!」感。クリックひとつで画面を乗っ取る動作もするりと機敏で素敵です。
ちなみに私は、グレイ背景に、黒色文字、ヒラギノ明朝体。デフォルトの黒背景緑文字は、あまりにマトリックスで目がついていきませんでした^^;

さて、ここからちょっとした計算外が発生。
Mac版のWriteRoomを導入すれば、iPhone版との同期が取れるのだとばかり思っていたのです、私。
勘違いも甚だしいですね、説明読み飛ばしていました。iPhoneと同期できるのはWeb上で、なのですよ。
悩む、悩む、悩む……、Mac版とiPhone版間での簡単同期は、とりあえず諦めました。
ちょっと頑張りましたが無理なご様子。

その前に、もうひとつ問題がありました。
プラグインのEdit in WriteRoomが動いてくれません。
感じ通信さんの「WriteRoom のプラグイン」を参考に四苦八苦しても、私のユキヒョウさんでは、何か駄目らしい、という事を理解するに終わりました。
残念!

じゃあ自分で作りましょう!
そしてなし崩しに初めてAutomatorにチャレンジです。

やりたい事は、 Mac版WriteRoom←mi→iPhone版WriteRoom なデータの受け渡し。
とはいえさすがmiです、元から外部エディタの利用法が実装されているので、Mac版との連携はスムーズに行きました。
しかしiPhone版は、どうしてもWebを介さなければいけなくて、ここが要のmi単体ではできません。方法はあるのかもしれませんが、私の知識では理解できず^^;

Automatorを初起動、画面を眺め、参考サイトさんをあちこち覗き、サンプルスクリプトを見比べ、任せる作業工程を考えました。

結果、mi及びMac版WriteRoomでの作業後、それを一旦クリップボードへ送り、このデータをiPhone版WriteRoomの同期先となるWeb上に登録(保存)する、という流れ。

上に書いたそのままの作業が、Automatorのライブラリから選んでワークフロー作成画面へ移すだけで作れちゃいましたよ。
最初は、実行させればレンボーカーソル回りっぱなし、なんていう恐怖との戦いでしたけれど。悪いというか、不要な作業を取り除いていき、最終的にきとんと作業を終えてくれた時には、飛び上がって喜びました。単純。
iPhoneで修正した場合の、逆の工程もまた同じ。
※文章系データは基本的にmiを母艦としているので、私には、修正分をiMacで管理する為のデータをダウンロードする手間が必要になってきます。

すごいよねMacさん。
改めて「初めて」のとっつきやすさに感動です。
これまでのAppleScriptも非常に便利でしたが、何しろ覚えなきゃいけませんし。有志の方々の公開スクリプトがなければ、スルーだったと思います。しかし自分にとって都合の良いものは、探し回ってもありません。数あるAppleScriptを幾つも組み合わせる“手間”がかかっていました。一から自分でかく根性すらありませんので。

おもしろいAutomator。
楽しいです。
ついでに、ネット上で見つけた各種情報を記載URLと合わせて指定フォルダに簡易メモとして残しておく、という頻繁作業も、コンテキストメニューとしてやっつけてみました。

要領が分かれば、これほど簡単に作れる「自分専用アプリ」ありませんね。
楽しいです。二回目。

今回「vr.0の部屋」と名づけた、まだまだ修正できそうな便利な小人Automatorくん支援のワークフロー。
これでともかくは、新入り華麗Mac版WriteRoomをお蔵入りさせるかもしれない当面の面倒はなくなりました。
最早手放せないiPhone版WriteRoom、ネックではあった母艦へのデータ保存での障害も一気に解決し、ますます活用していけそうです。

2 コメント:

匿名 さんのコメント...

こんにちは。もしよろしければWriteRoomのAutomatorくんを公開して欲しいなぁ

KR薫 さんのコメント...

こんにちは。

>もしよろしければWriteRoomのAutomatorくんを公開して欲しいなぁ

記事を書いてからも色々といじくり、今は、公開されているAppleScriptのサンプルを流用したものが主体になっています。

素人が改悪したAppleScriptなので、現状のAutomatorくんは匿名さんの環境へ不具合をもたらす可能性があります。何よりノーサポートです^^;

100%アクションで作っていた頃のもので良ければ晒せますが、こちらも動くかどうか。

せっかく古い記事を読んで下さったのに、お役に立てなくてすみません!

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