iPhone3GSでは、SMS/MMSの着信音を振分けられないのが心残り……などと、先の記事で書いていましたが、実はちゃんとできるようになっていたんですね。(要Jailbreak)
検索はきちんと行いましょう。
ひとりぶろぐのmoyashiさん作成のとても素晴らしいアプリ SmartBiff です。
早速インストールし、解説を読みつつ設定を行ってみました。
……しかし、あっさり落とし穴にハマりました。
iPhoneの着信音がどのような形式なのか、まるっきり知らなかった無知のおかげで丸半日潰れました。
せっかくの試行錯誤の結果を忘れない為にもメモしておきます。
- plistの初期編集は、標準のテキストエディタ
- 以降、iFileで直編集
- 着信音素材はGaregeBandで加工
- 加工済み素材は、iTunesへ登録するのではなくmp3(容量節約)でデスクトップなどに書き出す
- 書き出した音源をiTunesに登録、これのAIFFバージョンを作成
- AIFFバージョン音源をデスクトップなどへ移し、.caf形式に変更
- iPhoneの /var/mobile/Documents/SmartBiff へ転送
大雑把に書けば、なんて簡単な作業でしょうか。
素晴らしいアプリを生かすには、やはり相応の知識が必要ですね。
iPhoneユーザー三日目の私がハマってしまったのは、先に「iTunesだけで着信音を作れる」簡単な方法でカスタム着信音を使用していたからでした。
着信音素材を40秒以内でiTunesにて切り出し、ACCバージョンを作成、このAAC素材の拡張子を.m4rに変更して再度iTunesに登録すれば、勝手に着信音と認識してくれるから同期すればOK!
という感じで、このAAC音源を同じように.caf形式にして指定フォルダへ転送すればいいだろうと、単純オミソが解釈してしまったんですよね。
インストール直後の綺麗なSmartBiffRules.plistなら正常に作動してくれるのに、plistを編集した後----つまりニセモノcafファイル(AACファイルからの、caf形式変更)を指定した途端、全て無音になってしまう。
この、私が手を加えると音が鳴らない原因が本当に分からなくて、何度もSmartBiffを入れ直すはめになりました。
そこで何となく、SmartBiffのデフォルト音源をデスクトップへ移してみました。
iFileで幾ら確認してもAACから変更した自前cafファイルと、デフォルト音源の違いが分からなかったからです。
目を疑いました。
いや、もう、本気で奇声上げました。んなことわかるかあああああああ!という雄叫びを。
デフォルト音源(正常に鳴るファイル)は、AIFFのcaf
鳴らないダメ音源は、MPEG4のcaf
盲点といえば盲点なんですが……、もう一度叫びます。わかるわけないですから!!!
iTunesだけで作った着信音(iTunes経由で同期した音)は、m4r拡張子のMPEG4でも鳴るんですから、ね!
休みを潰して一日ヒキコモった甲斐がありました。
今は完璧に望みに音で着信してくれています。
ええ、ええ、良い経験でしたとも。
おかげでGaregeBandの操作方法が分かりました。格好良くフェードアウトする音も作れるようになりました
iPhoneのファイル構造もそれなりに理解できました
さすがに、あまりに単純なミスに気付いて疲れはしましたが。
iPhoneがある生活はやっぱり(色々と)楽しいですv
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