iPadの同期 時間短縮＆容量削減 [i文庫HD]

iPhone 3GSでGoodReaderを愛用している理由のひとつに、iTunesとの同期時にバックアップが短時間で済む、という点があります。
何故の仕組みは詳しく知りませんが、ムービーをiPodへ入れてしまうと同期時にその分までバックアップしてしまうから時間が掛かる、らしいのです。
iPodへ動画や音楽を全て入れていた当初、確かにバックアップに時間がかかっていました。一分一秒を争う朝の出勤前、削れる時間があるのなら削りたい。そうして調べた結果、重いファイルはGoodReaderへ、という上記の話を見つけ、有り難く実践しているわけです。

ならば当然iPadでも同じ事ですよね。
５分未満の短時間ムービーはiPod、３０分オーバーの動画はGoodReader。
このマイルールで、バックアップは直ぐに終わるはずでした。
設定が済み、一通りアプリを入れ、ファイルを投入してからの初バックアップに２０分かかってしまいました。
なんてこったい。
重たいモノは全部GoodReaderに入っているのに何故？？
ちなみにこの時の容量は、こんな感じ。



何ですかこのアプリ容量。
その他の大容量は間違いなくGoodReaderの動画分。
けれど、同じくらい入っているはずの、i文庫HDへ入れた書籍データがカウントされていません。

理由が判れば何とかなります。
バックアップの度に時間と、容量を食われては堪りません。元データは母艦iMacさんや外付けなどへトリプルバックアップしてありますからね。

iPhoneExplorerでiPadの中身を見てみましたが、肝心のデータフォルダがやっぱり無い。
※i文庫の時にも、/Photoルート以下にiBunkoフォルダを作成する事で自作テキストを放り込める仕様という事を知らずに難儀していました。
ならばと、同じようにiBunkoフォルダを作成し、そこへデータを移し変えました。

けれど今度はi文庫HD側で、フォルダを読みにいけません。
……よし、ネット検索。

見つけた解決策がこちらの記事。　

Desire for wealth : i文庫/i文庫HDにデータを送り込む最適解はコレ

とても参考になりました！
確かに .link なファイルがSampleとして入っていますね。

では、いそいそと実行。
見事にバックアップ容量の削減と時間短縮に成功しました。あの２０分バックアップが、脅威の３分未満。



快適なiPadに潜んでいた意外な落とし穴、これで無事解決。安心して、時間のない朝に思いついても同期していけます^^